DJ BLAQSTARR ボルチモアサウンドのブレない加減

昨日の記事で触れました、
アメリカ ボルチモア産のダンスミュージック 通称B-more(ビーモア)



BEATEKでもたびたびプレイしていて、
特徴的なドンドン、ドンドンドン。というバスドラと、チッチキ言ってる上のリズム。





こういったレコードを自分達も耳にするようになったのは
2008年くらいで、DIPLO主催のMAD DECENTからリリース
されていたものをよく買っていました。



初期のMAD DECENTリリースもの。
ロゴが端から端まで書いてあって自己主張が激しいスタイル。

DJ BLAQSTARR ボルチモアサウンドのブレない加減




そんななかで、DJ Blaqstarrという人がいます。


DJ BLAQSTARR ボルチモアサウンドのブレない加減


B-moreというと、元ネタのサンプルがあって、それを切り刻んで、
得意のドンドンチッチキを乗っけるという割合単純な作りで、
それだけに色んな曲のブートのビーモアバージョンが登場したりなど、
基本的に「分かりやすさ」が売りのように思いますが、

この人だけは違う気がします。

基本的に分かりにくい。
そして踊りにくい。



これは、2008年当時買ったアナログですが、ぜひ聴いてみて下さい。


DJ Blaqstarr & Rye Rye - Shake It To The Ground


ラップがのっかって、HIPHOPなのか?と思いながら聴いても
極端すぎるくらい音数が少なすぎて、
そして抑揚や展開が一切なく、
一体なんなのか分からないままそのまま終了する。


もちろんBEATEKでは一度もプレイしたことはありません。




こちらはもう少しダンスミュージックとして機能的??

Tote It Remix K-swift , Blaqstarr,Baltimore Club



ボイスサンプルとガンショット音とバスドラ。

の連続で始まり、そのまま終わる。

これも展開がほぼない曲。




そこから数年たち、MAD DECENTよりデジタルでリリースされた曲。
(多分去年くらいです)

Blaqstarr - Hands Up Thumbs Down



6〜7年は経過しているのに、
やってることに全く変わりはありません。

相変わらず変なボイスサンプルとリズムの羅列。
で、特別な展開がない。

展開がないということで
ミニマルミュージックとして聴けばよいのかと思うけど、
そこまで洗練された音でもないので、
ずっと聴いていると飽きます。



美しく繊細なDEEPHOUSEを作るイメージだったKASKADEが
時を経て、
いつの間にか大げさなEDMを作るようになってしまったり

新しい音を求めてスタイルを変化させていくDJがいたり、

時とともに変わっていく状況のなかで、
この人だけはよく分からないサウンドを作り続けるという
なかなか希有な存在だと思いました。


BEATEKでは一度、このHands Up Thumbs Downをかけたように思いますが、
やっぱりハマりませんでした。



来週のCLICK.@プラネットカフェでは
せっかくニュージャージーのアーティストがやってくるので、
もう1回プレイしてみたいと思っています。




****************

次回のBEATEK@SECONDは8月の予定。
http://www.r-rec.com/2/




そして6月27日(金)はプラネットカフェへどうぞ。

http://www.club-planetcafe.com/


6/27 CLICK. @planet cafe 21:00~


R3LL(BRICK BANDITS) from NewJersey US
Licaxxx

DJs:
MASKAT (EFEKT,VS)
MAEDA (Beatek)
2tchie (Beatek)
SHUN (VS)
SINYV (EFEKT)

VJ:
Kamiya atusi

CAMERA:
RAW SNAP



http://beatek.hamazo.tv/e6167557.html

詳細はこちらのフェイスブックページより
https://www.facebook.com/events/1637574526489843/


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