YMO 「END OF ASIA」と、揺れる矢野顕子

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2016年04月16日 22:28

シンセサイザーやコンピューターで作った音楽を
広義のエレクトロミュージックとするならば、
日本におけるその先駆者YMO。


坂本龍一、細野晴臣、高橋幸宏、みんな神様みたいな凄い人達。




これが当時の最先端ファッションだったんでしょうか。
今見るとなかなか凄い!




若いDJの方はYMOの存在をあまり知らないのかもしれません。




ディスコでかかっていた曲をもっと踊りやすくするために
尺を長くエディットするところからハウスミュージックが始まり、
コンピューターによるリズムの演奏、電子楽器の発展、
リズムを機能的に特化させてテクノやミニマルミュージックにつながっていったり、


うまく説明はできないんですが、パソコン1台で演奏できる
現在のダンスミュージック、エレクトロの源流と自分は解釈しています。





YMOの演奏した曲の中で、人気曲はたくさんありますが、
個人的なベストはEND OF ASIA、ライブ盤がリリースされている1980年の武道館コンサートのバージョンです。


YMO - The End of Asia (Budokan 1980)



メンバー全員、表情を変えずに割と淡々と演奏してますが、
唯一、若き日の矢野顕子だけが後ろでテンションノリノリで独特な揺れ方で踊ってます。



余談ですが、調べると、この年、矢野顕子は坂本龍一との間にできた美雨ちゃんを
出産し、復帰したばかりの頃のようです。



もともとは1978年にリリース、坂本龍一の最初のソロアルバムに収録された1曲がオリジナル。










アレンジ、音色ともに、最初に貼り付けた1980年武道館コンサートの方が好みでしたが、
いろいろ調べてみるともっと素敵なバージョンがたくさんありました!


矢野顕子 「THE END OF ASIA」(1979.4.25)



矢野顕子名義でのライブバージョン!
六本木ピットインでの演奏ってことでよりジャズっぽいアレンジといってよいのか、
高橋幸宏の太いドラムと、カッティングギター、生ベースでの速目のボッサリズム。

オリジナルやYMOバージョンとは全く別の曲にも聞こえます。

これは感動しました。
音源が出ているものなのでしょうか。欲しい。





「THE END OF ASIA」  KYLYN [1979/2/23]



ギタリスト渡辺香津美リーダーでのライブセッション。
レゲエっぽい裏拍リズムでオリジナルバージョンに近いイメージ。

生パーカッションが入るだけでこんなにも印象が変わります。




1980/5/7 新宿厚生年金会館


高速BPMバージョン。
テンポ速すぎて若干演奏が荒いと思います。






これ、大変興味深いです。
彼らがどうやって曲を作っていっていたのか、詳しくわかります。

スコラ 音楽の学校 ④グルーブのないリズムの追求






現在のダンスフロアに直結はしないと思います。
でも、今流れている音楽の大元にはこういう大先輩方が
生み出したものがあるんだという感じで、、
ご興味ある方は聴いてみてください。




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次回のセコンドでのBEATEKは2016年6月3日金曜日です。
http://www.r-rec.com/2/


SINGO-IDのミックスも是非チェックしてください。
ヤバイですよ。本当に。
http://beatek.hamazo.tv/e6724248.html

よろしくどうぞ。





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